再発防止が最優先・・・

2008.04.15 Tue

平成13年に起った日航機のニアミス事故で 業務上過失傷害罪に問われていた
2人の管制官に逆転有罪 のニュース
東京高裁で裁判長は 誤指示と事故の因果関係を認め 「 正しい指示を出していれば事故は起こらなかった 」 と述べた というんだが・・・ 

明らかに管制官のミスで 乗客57名が重軽傷を負い 一歩間違えば大惨事になる可能性のある事故だったことは確かだろう
両被告は上告する方針というが このど素人もこの判決には引っかかる

この事故 管制官の誤指示 過密でハードな業務の負担 航空機衝突防止装置(TCAS)の指示 機長の判断など 複雑で素人にはよくわからないんだが

いつぞや テレビで管制官の業務に密着した番組を観たことがあるが それは それは
とてつもない数の飛行機をギリギリの間隔でさばいていくことが要求される 精神的にも極めてハードで ど素人に言わせればそれはもう神がかりと言えるほどの能力だなと感心したものだが

だからこそ こういうある意味特殊な業務に携わる者に対し 一般の刑事責任を追及するのはどーかと思うのだ

パイロットなんかにも言えると思うが ある意味特殊な組織内の特殊な業務では 刑事責任の追及より再発防止が最優先ではなかろうか

人間がやることにミスは付きもの
が そのミスが即 刑事責任につながるというのでは ミスを正直に認め 包隠さず事実を話さなくなるのは人の情だし 少しでも責任を軽減しようとするのも当然の権利というもの

人間社会はミスを繰り返して尊い犠牲を払い その上に今日の安全を築き上げてきたし これからだってそうだ
だったらこのミスは 原因と事実関係を徹底的に洗い出して再発防止に役立てなければならない そういった意味でも やっぱりこの判決は疑問である

ただ これだけの事故 誰が社会的な刑事責任を取るか

それは この組織の責任ある人間だよ そんなもん決まってる
「 責任はすべて上の者がとるから すべてを包み隠さず証言して原因を究明しよう そして二度とこういう事故が起らないようにしていこう 」 ぐらいのことを言って 自らがどんな責任をも負う
これが ミスを犯した管制官や自衛官の所属する組織の “責任ある者” のとる正しい態度なんだろうな



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  1. 2008/04/15(火) 00:11:21|
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