八月は原爆・敗戦の月
2007.08.30 Thu
八月は原爆 敗戦の月テレビでも戦争についてのいろんな番組や報道が流され さすがに考えさせられた
このど素人 戦争の歴史において その悲惨さや残虐な行為をこれでもかと訴えるものにはまったく興味がない
戦争なんて始まってしまったらおしまいだ 死の恐怖から凶暴にもなり 自分や大切な人を守る為に殺す 大切な人や同胞が殺されればその憎しみが残虐を増長させる
戦争なんて始まってしまったら どちらかが負けるまで 人は悪魔になり地獄が繰り広げられるのは当たり前と思っているから
このど素人は 開戦を決断するに至ったその時の当事者の心理状態や思惑 ギリギリまで葛藤したであろう心のありように興味があるのだ それこそが歴史から学ぶということなのだろうと思っている
『 平泉 澄 著 先哲を仰ぐ 』 を 読んでいる
日米開戦の発端は 1941年12月8日の日本軍による真珠湾奇襲 とされているが
平泉氏の手に残された 海兵少佐パトナムの日記 には
1941年11月27日 真珠湾のエンタープライズに第一線出動命令が発せられ 同30日には 『 日本の艦船又は飛行機は見当たり次第之を撃沈 撃墜せよ 』 との戦闘命令が出ていたことが証明されているという
1941年11月25日には 米国は日本に対し かの悪名高い無理難題の要求書(ハルノート)を突きつけることを決定し 翌26日に日本大使に手交わした
この時 米国大統領ルーズベルトは 『 日本が米国に戦争を仕掛けるのは12月1日と推定される 』 と述べたということ
1941年11月28日に 八か条からなる 『戦闘命令第一号』 と銘打たれた命令書が真珠湾に配備されていた空母エンタープライズに授けられたことが ニューポート ニューズ シップス(1954年刊103頁) に記載されていることがそれを裏付けている
つまりは 米国は 日本が12月1日に開戦することを想定したうえで 自国の兵士に対し 戦争する国ならどの国もが掲げる 士気を煽り昂らせる八カ条なるものを掲げ 出撃命令を下しているのだ
更に日本軍の開戦の予想がはずれたルーズベルトは1941年12月2日に 「三隻の小型船を軍艦に偽装し日本軍の前路に発進せよ この命令を受け取りてより2日以内に完了せよ」 という命令を出している これは当事者である擬似軍艦三隻のうちの一隻ラニカイの艦長に任ぜられたケンプ・トーリー氏が公表したものだという
この策略は目的地に着くのに時間がかかったため日の目は見なかったが 明らかに日本軍を挑発し攻撃せしめ それを口実に開戦しようとする陰険な謀略であったことは間違いなかろう
日米開戦の発端となったとされる 真珠湾攻撃は 米国の推定の日の一週間後の12月8日だった しかもこの奇襲作戦は米国の予想以上の大成功を収めてしまった 米国にとっては大誤算だったらしいが
兎にも角にも 米国の望む通り まんまと大東亜戦争は始まったのだ
そして 東京大空襲の無差別殺戮 原爆投下の一発ならず二発までも これも無差別殺戮である事はもちろん原子爆弾の人体実験である 無条件降伏 そして戦勝国による 今だ議論を呼ぶ『極東軍事裁判』である
その是非 歴史認識は他に任せるとして
国益の為 支配下に置く為なら戦争もという 弱肉強食の侵略主義の欧米諸国に 巧みにしたたかに戦争の誘発を仕掛けられたとき 日本人は日本人の誇りと面目と自主独立の為に戦う道を選ぶことを 避けられるだろうか
近衛内閣がなんとしても日米開戦を避けようと あらゆる手を尽くし 米大統領に働きかけようとしては にべもなく拒否され その裏では米国は英国と密議を凝らしていたというのだから まさに日本は狙われたのだ
難局打開の道が閉ざされた近衛内閣は総辞職するしか道はなく あとを受け継いだ東條内閣にこの戦争を回避する術があったか・・・・・
心ある米国人は このハルノートを突きつけることに対し
『 鉄棒で頭を殴りつけたも同様 』 『 開戦のボタンを押したものに外ならない 』
と評しているという
鉄棒でいきなり頭を殴りつけられたとき 日本人はどういう精神でどう対応するべきだったのか
以前 syn3殿推薦の 『日本を虐げる人々』 のなかで このハルノートを作成したハリー・ホワイトはソ連が米国に送り込んだスパイで ドイツの同盟国である日本に背後から急襲されることを恐れ 日米が争うことを謀った と論じられている
そういえば ソ連ってのも大東亜戦争で日本敗色濃厚となった土壇場で中立条約破って攻めてきたヒキョーなヤツ 国益と領土の為なら陰険な策謀をめぐらすのが当たり前の国だわな
ま どちらにしろ 今も昔も 欧米大国の国益最優先で征服欲旺盛で 善良な小国や資源国を虐げ 支配下に置くためなら 戦争をしかける事も 戦争を支援する事もなんとも思わない根性は変わっていないということだ
それでも 日本は歴史に学んだ 今もし現実に同じ状況が起こったとしても 今度は如何なる外国の思惑にもハマることなく 外交力と情報力と英知を結集して国際世論も味方にして 必ず戦争を回避するのだろう
きっと そーだろう・・・・・・
だいじょーぶ かな・・・・・・・・・・などと考える八月なのでした

