『 指腹(さしばら) 』
2007.05.11 Fri
いつの世も 喧嘩 なんてーもんは 些細な口論から始まるもんだわなそこから だんだんエスカレートして 殺傷沙汰に なっちゃったりするもんだ
お侍の時代だって 些細な口論から喧嘩に は今と変わらんだろーよ
ただ違うのは人斬りの道具 刀を腰に携えていたってことよ
身分の違う庶民なんぞに刀を振り回したりしたもんなら 武士の風上にも・・・ってことにもなるから自制していたが
武士同士はそーはいかないわな
鞘が触れ合っただけで 斬り合いになったなんてことも言われるぐらいだから
それこそ 些細な行き違いや チョットした意見の違いから 感情を害して 口論になり 喧嘩になり
侮辱したりされたりになったら もう刀を抜くしかない となるわな
しかし そんな事が 領内で 家臣同士で日常的に起こっては
いざという時統制が取れないし 放っておいては領内の秩序の乱れにもなるってもんよ
で 『喧嘩 口論の禁止』 『喧嘩両成敗』 『荷担者厳罰』 となっていくんだわな
そうすると どんなに理不尽な理由があろうと 喧嘩もできない 一矢報いてやりたいが 問答無用で両者とも死罪では・・・・・・
ま 結果 喧嘩 殺傷事件の抑止になり 秩序も保たれたんだろうな
今みたいな 双方の言い分を吟味して権利だ 自由だ 責任の割合がどうの ってのは 明らかに犯罪抑止にはならんな
今時の子供の教育には この “ 問答無用 ” の 『 喧嘩両成敗 』 が必要なんだろー
そんな 喧嘩両成敗の時代に 『 指腹(さしばら) 』 という 慣習 があった
理不尽な仕打ちを受けたり いじめを受けたり いろんな理由で もう殺してやりたいと思うほど憎い
こんな時は 自ら “切腹” をする そしてその時使った刀を その憎い相手に送るのだ
受け取った相手は否応無しに その刀を使って切腹しなければならんという 慣習 だと
しかしこの 『 指腹 』 も野放しにしとくわけにはいかんのは明白だべ
「自害した者が残した遺書に書かれた敵 を大名が成敗する」 さらには 「その遺言に書かれた遺恨の内容に大名の権力が介入する」 というようになり ついにはこの慣習も禁止になるんだが
ま どちらにしろ 自らの命を賭け 憎い相手を道連れにできる 慣習 があって 実際に行なわれていたというのだから驚きだわな
この 『 指腹 』 今時の 「 いじめを苦に自殺 」 者 用に復活させてはいかがかな
ただ死んではいかんだろう 己の命を懸けて 「いじめたヤツを道連れにしてやる」 ぐらいの気概を持って 腹を切るのだ それはそれは死ぬほど痛いけど・・・
その刀をいじめた奴に送るように手配しておけば良い その刀が届けばいじめた奴は否応無しに腹を切らなくてはならんのだから
睡眠薬や 飛び降りはダメ あくまでも “切腹” のみ有効なんだな
“切腹” は強靭な意志と覚悟が必要で簡単にできるもんじゃない だからこそ それができた時には確実に 殺したいほど憎い相手を道連れにできるってことだ
いじめてる奴は いつ刀が送られてくるか分からない 送られてきたら否応無しに切腹だ
性根を据え 覚悟を決めなけりゃ いじめなど出来るものじゃないのだ
大手銀行の貸し渋りにあって 倒産しちまって 自殺したくなった中小企業の社長にも お勧めである
どーよ このど素人の戯言

