健脚自慢の徒歩競技家

2007.04.16 Mon

このど素人 たいがいのスポーツは やるのも見るのも好きである
できるできないは別として

が どうしても見たくもない やりたくもないものもある

その筆頭が 競技者・ファンの方には 大変申し訳ないが
『 競歩 』 という陸上競技である

あの モジモジ フォームもダメだが それよりも何よりも 競技であるからには
より速く より強く より正確に など競うことに正当な意味があるはず

いわゆる “ 速歩き ” のタイムを競う意味がわからん
タイムを競う以上 『 より速く 』 なのだろうが
だったら走ったら? となる

ま とは言っても よく知りもせずにけなすばかりというのも なんだから・・・
チョット

『 競歩 』 には二つのルールがあるのみ
ロス・オブ・コンタクト(常にどちらかの足が地面に着いていること)
ベント・ニー     (前脚の 接地の瞬間から地面と垂直になるまで 膝を曲げないこと)

これを 競技中 トラックだと6人 ロードだと6〜9人の審判員で監視するんだと  それで
あれー 違反してるかなー? ってときは “注意” の 『 掲示板 』(反則のマークを掲示)を
明らかに 違反だー!   ってときは “警告” の 『 赤カード 』 を出す
『 赤カード 』 3枚で失格

ただし これにも決まりがあって
一人の審判員は一人の競技者に対し “掲示板” は 各反則ごとに一回ずつ   “赤カード” は どちらかの反則に一回のみ とされているんだと 

つまり たとえ一歩のことでも “ 3人 ”の審判員が上のルールに違反していると認め “赤カード” を出したら その時点で失格となるわけだ

で この審判員のカードなどの情報は速やかに競技者に伝わらなければならんのだが ロードの場合などいきわたらない事があって それは競技終了後でも有効で終了後に失格になったりする事もあるのだと


そもそも『 競歩 』 のルーツは
18〜19世紀にかけ英国の貴族や貴族に雇われた「ペデストリアン」と呼ばれる健脚自慢の徒歩競技家や市民などによる賭けレース であるという

都市間を数日かけて歩くものとか 数日間歩き続けて距離を競うとか そもそも走り通すことなどできる距離ではなく 歩いてでも這ってでも とにかく距離や時間を競うということだったのだろう

『競歩』 という競技種目としては 1866年ロンドンでの第一回全英陸上競技選手権大会における 7マイル競歩会 が最初という

オリンピック種目としては 1906年アテネ中間大会が最初だというが
正しい歩き方の見解も統一されていない状況で 採用にふみ切って その後の大会ごとに種目など変更されながら現在に至っているという

そもそもの起こりやその後の発展過程などを見ても
更に 競技終了後のデータの取りまとめに時間がかかったり 審判員の主観に頼る曖昧さなど を考えても
やはり この 『 競歩 』 という競技が今のままでメジャーになるとは思えないんだな

発祥の頃のように 例えば 歩こうが走ろうが自由に 1000キロの走破タイムを競う とか 7日間でどれだけの距離を走破できるかを競う とかにすれば

競歩の世界記録クラスで平均速度 4.3m/s〜3.8m/s
通常健康なオトナの歩行速度 1.2m/s〜1.4m/s
ハーフマラソン世界記録クラス 5.9m/s
のデータから見ても

『 競歩 』 の持久力と合理的フォームがもっとも有利で 結局は あの モジモジ フォームに落ち着くのかも知れないな
ひょっとすると えらい盛り上がるメジャーな競技になるかも

どー思う?   
  1. 2007/04/16(月) 00:07:17|
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