梵天の一族
2007.04.09 Mon
1860年 日米修好通商条約 承認の為江戸幕府によって派遣された 外国奉行新見正興(しんみまさおき)ら80余名が
ニューヨークのブロードウェイを馬車で行進した
アメリカの詩人 ホイットマンがその様子を 『 ブロードウェイの華麗な行列 』 と題する詩に著している
ご存知の方も多かろうが 何度でも紹介したい
『 西の海を越えて 日本から渡来した。 頬に日焼けのあとをとどめ 二本の刀を携える 礼儀正しい使節たち。 無蓋の馬車にゆったりと身をゆだね 無帽のまま 動ずる気配もなく きょうマンハッタンの街を進む。 』
『 “創始の女神” がやってくる。 さまざまな言語を育んだ巣。 かずかずの詩篇を遺した者。 古代の種族が 血色鮮やかで内省的 うっとりとして瞑想に沈み 熱い思いに身を焼きつつ 香料にむせるがごとく ゆったりと裳裾(もすそ)の長い衣服をまとい 日焼けした顔 熱烈な魂 きらきら輝く瞳をそなえた “梵天の一族” がやってくる。 』
外国人の目に映る 江戸時代の日本人の姿である
内省的で礼儀正しく 一見おとなしく見えるが決して卑屈ではなく どんな事態にも動ぜず堂々としている姿に 最大級の賛辞が贈られた
お金がなくても
ドン臭くてもいい
英語がペラペラでなくてもいい
身を慎み 礼儀正しく 熱烈な魂ときらきら輝く瞳
これだけあれば 何も要らない
これだけで十分世界に通用する 昔だって現代だって変わりゃーしない
さて 今の日本人・・・・・
どー思う?

