心身の健全な発達を・・・・・
2007.03.08 Thu
昨日 ここに給食費の一食平均が 材料費230円 それに人件費 施設の管理費維持費 光熱水費が加わって 900円になる と書いたが。その900円の根拠は SANKEI WEB 2007/2/16 を参照されたい。
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070216/gkk070216000.htm
この900円が高いか安いか 結構 賛否が分かれることに驚いている。
コスト削減には 民間への外注委託がもっとも効果的といわれること
人件費がコストの8割をも占めるなんてこともいわれるから
これらについてチョイト見てみたい。
確かに 財務省が調べたところでは 学校給食の調理員の人件費は 民間委託のそれと比べて1,7倍高い と指摘し コスト削減を指示したともいわれているし。
文部科学省等所轄の 『総括調査票』 学校給食事業に関するアンケート調査 実地調査の結果(H13年度実績)というのがある チョイト古いデータだが 傾向はうかがえる。
一食あたりの平均コスト
直営の場合 民間委託の場合 直営に比べて
食材費 230円 245円 6,5%増
人件費 190円 138円 27,4%減
総額 473円 436円 7,8%減
民間委託すると 人件費は27,4%削減できるが 食材費は6,5%増える まあ ひいき目に材料の質を上げると考えたとしても最終的には 7,8%削減にとどまる。1割安くできない ほどのものである。
これを見ると 民間委託したからといって必ずしも大幅に削減できるわけではなく 民間の利益優先と食の安全ということを秤にかけると それほど民間委託にメリットはない という民間委託反対派の意見もうなずける。
調理員一人当たりの人件費はというと 給与年額は
直営の場合 約461万円 民間委託の場合 約265万円
民間の方が42,5%も低い。 他人の財布の事 461万円をどーのこーの言うつもりはないが
民間の “年収265万円” はチョット低すぎないか。子供らの 『 食 』 に安全と責任を持つ仕事にしては。
あとは自校方式か 給食センター方式かでコストに差がある もちろん自校式はコスト高になる。 更に給食センター式でも規模によって差がでることから 小規模のセンターを統合する動きが盛んらしい。
自校式にしろ給食センター式にしろ 通常の給食業務を終了した後 食堂でも営業できるなら 少しはコスト削減に寄与できるのだろうが それは許されないらしいし。
しかし ここで問題にすべきは 保護者の意向である。
民間委託にすると食の安全に対する監視の目が届かなくなり心配だ 子供たちの食に関することなのだから身近に関わっていたい とする反対派。
近ごろの食品を扱う会社の 安全に対する不祥事 意識の低さを思うと 納得せざるを得ない。
自分の子供の食事である給食に無関心 無責任なバカ親が増えている昨今 「身近に関わりたい」の感情は大事にすべきだろうし。
税金の無駄遣い コストの削減は当然 の民間委託賛成派。
これももちろんうなづける話。
と意見が分かれる為 学校側も悩ましいところらしい。
ただ 学校給食事業の理念は 『 児童及び生徒の心身の健全な発達及び国民の食生活に寄与する為に給食の提供を行なう 』 という崇高なものであることを思うと。
やはり 未来を背負う子供らに 安全に栄養価のバランスが取れた 質量とも満足な 『 食 』 を 提供するという いわば子供らの未来を担う仕事と言っても良く いずれにせよ誇りと責任を持って携わるべき仕事であり 行政も世間もそういう認識で給食事業を見ていくのが正しいのだろうな。などと
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どー思う?

