ガラス固化体

2007.02.28 Wed

高知 東洋町の 高レベル放射性廃棄物最終処分場 問題

町長の独断 住民の反対 調査段階でも10億の交付金
など 問題は多い

こんな処分場 どこの住民だって 否に決まってる。
どんなに必要な施設だって 自分たちの町には大反対である。
いま傍観している他の町に と言ったら その町の住民も大反対であろう。

じゃー 電気はどーする
石油を使ってCO2出しての火力発電 自然破壊しての水力発電は言わずもがな
ソーラー 風力などでは到底間に合わん。
となると 原子力発電に頼らざるを得ないのは言うまでもない。

そこには使用済燃料が発生し 最終的には処分場が必要になる のもしょーがない。

だから 東洋町もしょーがない というのは あまりにも無責任。
このど素人 『 高レベル放射性廃棄物 』 の事すらよく解っていないのだから。
なら “高レベル放射性廃棄物事情” をチョット調べてみるべし・・・・

原子力発電所で発生する使用済燃料からプルトニウム ウランを取り出すことを再処理という。 この時発生する高レベル放射性廃棄物をガラスで固めたものを ガラス固化体 という。この ガラス固化体 を 廃棄物管理施設 で 30〜50年冷却貯蔵 してから 最終処分場の地下300m以上の深さに 地層処分 する。

このガラス固化体というのが とんでもない代物で 製造直後はそばで20秒弱浴びると致死量という放射能で 発熱量約2300W 温度は200度以上にもなるという。したがって30〜50年の冷却貯蔵が必要になるんだが 発熱量は30年後で560W 50年後で350Wになるんだと。

ちなみにこのガラス固化体の放射能が元のウラン鉱石レベルになるには数万年かかるというから 今更ながら恐るべし放射能である。

ところがこの再処理を以前 英・仏にやってもらってたらしいんだが それで発生した高レベル放射性廃棄物のガラス固化体が 青森六ヶ所村の返還廃棄物貯蔵施設に返還されてきてる。
その返還されたガラス固化体は 中身が日本の基準とぜんぜん違うもんで 寿命が長く毒性も強く 発熱量も大きく 内蔵放射能量は日本の基準の2倍もあるもんだから 100年くらい冷却貯蔵しなければ最終処分できないというとんでもない代物なんだと。

六ヶ所村の返還廃棄物貯蔵施設の貯蔵能力はガラス固化体2880本 で 英 仏からの返還が3500本 これを2200本に圧縮して貯蔵されているという。

六ヶ所村の再処理施設が本格稼動した時の廃棄物発生量を考えたうえで 最終処分施設は 年間1000本の処理能力と4万本の規模になっているという。

とすると 40年で1つの最終処分施設がいっぱいになる事になる それを未来永劫続けたらいったいどうなるんだ。
数万年も埋めとかなきゃ安全にならないんだから日本の地面の300m下は高レベル放射性廃棄物だらけになってるって事か。


再処理ってのは ガラス固化体を作るのが目的じゃない あくまでも プルトニウムを取り出すためなんだ。このプルトニウムは本来 かの高速増殖炉や新型転換炉計画など長期計画に基づいた消費があるはずだったのに 計画は頓挫しちゃった。
それでも再処理は続けられているから プルトニウムは余っちゃってる。
5〜8kgで原爆が作れると言うプルトニウムが 2003年時点で40トンも貯め込んでいるのだと。

最終処分施設一箇所で40年かけてガラス固化体4万本処分した時 取り出されるプルトニウムは 核爆弾5万発分以上の 400〜450トンになるとは・・・・・・


こうなると もう “ 高レベル放射性廃棄物最終処分場 ” がどうのの問題ではないな。

覚悟を決めなきゃならんのではないか これは・・・・・

廃棄物を安全なレベルに分解処理でもできる技術を開発するまでは 原発を稼動させない 電気の無い生活も厭わないと 腹をくくらねば。

原子力に頼らない 発電技術を考え出さなきゃ・・・・

地球は 高レベル放射性廃棄物と プルトニウムまみれになっちまう・・・・

これって 考えすぎかな。

どー思う?
  

  1. 2007/02/28(水) 00:03:27|
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