教育に対する頑固さと 信念
2007.01.12 Fri
前から チョット気になっているもう親になってもいい年頃の若者たちの 食事の時の 姿勢の悪さ。
その手元を見ると たいがいは フォーク・スプーンの食事 またはおかしな箸の持ち方 という事が多い。
フォーク・スプーンの食事は昨今の食生活事情もあって しょうがないか。
箸の持ち方がおかしいのは どうしても気になってしまう。
身の回りにいる 箸の持ち方がおかしい奴の顔を思い浮かべて見てほしい。
そういう奴って 背筋がシャンとしてないだろう しかも ワガママな傾向があるだろう。
また娘たちに多いようにも思う。
勿論 例外もあり偏見もあることを承知の上でだ。
自分の箸の持ち方について考えてみると
箸をそろえて ぎゅっと握り締めてご飯を掻きこんでいた段階から 正しい箸の持ち方を教えられた頃をおぼろげながら 思い出す事が出来る。
その頃は食事のたびに 箸の持ち方を こまごまと矯正される日々が しばらく続いた。
そうやって正しい箸の持ち方を身に付けたのだ。
箸の持ち方のおかしな 年頃の娘たちは この訓練を受けていないのだろうか。
それはすなわち 親とのやり取りがその分少なかったということだ。
そしてその娘らが母親になった時 時期を見計らって箸の正しい持ち方を教え 訓練し 正しく出来た子供を誉めてやる そんなやり取りが出来るのだろうか。
長崎県佐世保市の久田学園佐世保女子高等学校(久田順子校長)では
今年の入試に “ 箸の持ち方 ” を検査項目に取り入れるという。
生活習慣 食べる事に関する最低限のマナーが身に付いているかを見て 合否の判断に反映させる という。
ちなみにこの学校
1902年 久田ワキ先生 24歳の時 『社会に貢献できる 本物の女性の育成 家庭のよき経営者を育成する』 という目標を掲げ 創立された。
明治 大正 昭和 平成と時流を踏まえつつ この建学の精神を貫き通して現在に至るという。
参考の為 この試験の内容はというと 約10分間で おはじき・小さなサイコロ・インゲン豆・ビー玉・大豆・小豆の6種類を10粒位ずつ 一皿に入れ 特性の箸でつまんで 別皿に取り分ける というものだそうな。
この 入試に “ 箸の持ち方 ” 実に興味深い。
取り入れた理由も まったく納得のいくものである。
そして 何よりも これを取り入れる事を貫く学校の “ 教育に対する頑固さ 信念 ” に拍手を送りたいのだ。
内閣府食育推進室は 『そういう出題例は 聞いた事がない』 とのコメント。
そりゃーそーだろー 役人の頭では 考えられん事だろう。
くれぐれも 邪魔だけはしないで欲しいものだ。
どー思う?

