諫言(かんげん) 押込(おしこめ)
2006.12.16 Sat
武士社会で 武士は お殿様に絶対服従 みたいなイメージがあるが・・・。武士は主君に対し 決して盲目的に忠誠を尽くすものではなかった。
それは 武士社会に “押込” (おしこめ) という慣行があったことでも判る。
主君の目に余る悪行 暴挙 素行不良に対して 従臣がそれを改めるよう進言する これを “諫言” というが この 諫言 が聞き入れられない場合 家臣たちの手で主君を監禁するのだ。改心のための猶予期間を与え 改心が困難と見なす時は 強制的に隠居させ その実子などを新主君として擁立するという行為なんだが。
これは 決して謀反ではなく正当な手段として認められていた。
この “ 諫言 ” “ 押込 ” という行為は 主君側も含めて当然の事と認めていたのである。
ここに 武士社会の自浄性 健全性を見ることが出来る。
悪意を持って 諫言 押込 を企てる ってな事は無かったか など つい勘ぐりたくなるが。
そこが 清廉潔白 な武士の精神。
『人としてなすべき正しい道 誠の忠義 身を慎み自堕落を許さない』
この “武士道精神” が正義を 貫くのだ。
さて現代
組織における犯罪行為に対して “ 諫言 押込 ”は通用するか と言えばそれは無理であろう。
組織の仕組みが違うと言ってしまえばそれまでだが
組織側も労働者側も 崇高なる “武士道精神” など持ち合わせてはいない。教育も鍛錬も無いのだからしようがない。
それでも 組織の犯罪を摘発する最も有効な方法は というと 内部告発であることは間違いない。
内部告発者を守るために “公益通報者保護法” なる法律が施行されたというが
外部通報に関する要件が厳しいのと 通報の対象となる犯罪行為の限定が狭すぎるなどで 事実上 外部通報を禁止するための法律だ と皮肉られる程度のものらしい。
まったく 行政のやる事というのは・・・・
結局 これでは 内部告発は 家臣の主君に対する 諫言 同様 相当の覚悟が必要であり 現代人のおかれた環境と精神力では酷と言わざるを得ない。
加えて
内部告発が組織への裏切り行為だ という日本人の根強い風潮もある。
昨今 次から次と 不祥事 無駄遣い 税金という他人の金を 己の金のごとく散財する破廉恥行為が発覚するのを見るにつけ。
組織側の人間にも働く側の人間にも 今 必要なのは やっぱり “武士道精神” という ところにたどり着く。
一連の 恥知らずどもは 問答無用 切腹 お家断絶 で スッキリ。
この “お家断絶” が 大切なんだな。
何故なら こんな恥知らずな奴らのDNAは 未来のために 根こそぎ滅んでもらいたいからヨ。
ま そんな訳で・・・ 今 “武士道” は実に面白い。
どー思うョ?

